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クール・ランニングの話

先日録画しておいた『クール・ランニング』を観た。ずいぶん前の映画で、観るのは数回目になる。簡単にあらすじをいうと「南国生まれのボブスレーチームがオリンピックで頑張るぜ」というもの。僕はスポーツは苦手だし観戦する趣味もないが、フィクションにおけるスポーツ物は何故か好きである。
 
仲間集めに始まり、対立、和解、友情、努力、夢、家族愛。その他諸々の王道ドラマがストレートに描かれる『クール・ランニング』。南国生まれの気の良いキャラクター達も親しみやすく、わかりやすくて熱くなれる映画である。その劇中で最も感情を揺さぶられるであろうシーンは、物語の最後も最後、主要人物のひとりであるジュニアの父親が、コートの前を開けてその中身を露出する場面である。あそこは何度観ても泣ける。今回も泣いた。

今年の一番最初に観た『クリード』もそうだったが、映画を観ているとたまに、感情を直接ブン殴られて麻痺させられてしまうようなシーンがある。勝手に涙がボロボロ出てきて、思考が感情に溺れてしまう。そういうときは涙を我慢しようとしない方がいい。頭を使わず感情を自由にさせてやるのは、現実ではなかなかできないことだし、すごく気持ちがいいと僕は思う。

なので『クール・ランニング』を観たことがないという方は、ぜひジュニアの父親がコートの中身を露出するシーンを感情に身を任せて堪能して欲しい。ボロ泣き必至である。

おわり