Medapani Blog

メダパニブログ

メダパニの話

お酒に酔ったついでに書くが、我ながらちょっとひどい話がある。
先日、大学時代の先輩(男性)の家にお邪魔した。詳しくは書かないがそこには先輩以外に女性が2人いて、内1人は初対面であった。先輩がいたことと、もう1人の女性は昔から知る人だったため、その場はなんともなかった。問題はその帰りで、僕と初対面の方は偶然にも互いの家からの最寄り駅が同じであるということがわかり、その駅まで一緒に車で送ってもらったのである。
で、車を降り、相手の方と2人になった瞬間、僕は緊張のあまり即メダパニ状態になった。そして言った。

「帰る方向どっちですか? もし同じ方角で、一緒に歩くの嫌だったら、僕は違う道から帰るから安心してください」

何を思ってそう口走ったのか定かではないが、普通そんなこと言われた方がよっぽど嫌であるし安心できない。
それでも、相手の方は快く「いやいや!そんなことないですよ!」と同行を許可してくれた。良い人である。
ところが、メダパニ冷めやらぬ僕は、これまた何を思ったのか、相手の方の少し重そうな手提げ荷物を「雨降ってるし持ちますよ、重そうだし。うん、持とう」とほぼ強奪に近い形で受け取って歩き出した。これもまたひどい。ただの強盗犯である。

そのまま地元トークをしつつ歩いていたが、僕は隣をパトカーが通って行くことにビビったり、もしこの人に彼氏がいてこの場を目撃された場合は殺される可能性があるな、などと気持ち悪い用心をしつつ、実体のない脅威に内心身構えていた。
で、しばらく行ったところで分岐路に差し掛かり、右と左で別れることになった。しかし、相手の方が進む方向は薄暗く人通りも少なくて、はっきり言って危険である。お世話になっている人たちの友人であるし、万一何かあったら申し訳が立たない。一方で、このまま同行するということは住所を僕が知ってしまうということに他ならず、初対面の男相手にそれは断じてお断りだというのが女性として普通の意見ではないかという考えもあった。僕は聞いた。「この先暗くて危ないけど1人で平気ですか?」相手の方は言った。「全然大丈夫ですよー!」
そりゃ普段から通ってる道なのだろうから大丈夫ではあるに違いない。わざわざその日だけ僕が送るのもおかしかろう。
脳の冷静な部分ではかろうじてそう処理できる程度の余裕は残されていた。いたが、「大丈夫」という言葉を耳にした僕はとにかく「これ以上しつこくしたら失礼に当たるのでは!!」という思考がバーストし、追い立てられ、相手の方の安全などどこへやら「大丈夫ですか! じゃあお疲れ様です!」と逃げるように反対方向へ向かったのであった。最悪。

以上、ここ最近の僕は、どうしようもなく女性との、いや、人全般とのコミュニケーションがうまくいかないのである。相手の方にも失礼をして恐縮するばかり。
ここまでの話を先ほど『ガンダムブレイカー3』で気持ち悪いモビルスーツを作っていた弟に懺悔したら「誰もお前のことなんかそんなに気にしてないよ」とのお言葉を頂いた。ド正論である。
そんな弟は僕を慰めるようにあるCDを貸してくれた。『SIX SAME FACES ~今夜は最高!!!!!!~』。これを聴けば6通りの女性への接し方が学べるらしい。

こいつも相当こじらせてんなと思って、僕は少し安心した。

おわり