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Medapani Blog

メダパニブログ

治った話

先ほど目覚めたが、風邪は完全に治った。これもポカリスエット6リットルとDHCビタミンCサプリ12000mg、そして己が内で燃やし続けた負の小宇宙の賜物である。熱は39℃まで上がりインフルエンザも疑われたが、本日救急で検査したところ陰性であったし、今現在の体温は35.7℃と平熱よりも少し低いくらいにまで落ち着いた。明日からは平常運転に戻れるだろう。

今回のことでわかったが、風邪というのは遅れてやってくるものである。つまるところ、何らかのきっかけで免疫力が落ちたのち、そこからじわじわと体を蝕んでいくのが風邪の正体であるということだ。たとえば、雨に打たれたり濡れた服を長時間着続ける羽目となりかなり体を冷やしたとする。その場合、家に帰って着替え、体を温めただけでは不十分だ。この段階で体内では密かに免疫力が弱まっているので、表面上の対処だけではなく、栄養を取るなどして免疫力の回復に努めなければ、以降日を経るごとに体が弱っていき、やがて目に見えた風邪や発熱に至る。「今日は昼間雨に濡れちゃったけど、今は何ともないし大丈夫!」という考え方は危険なのである。具体的な症状が出る前に手を打った方がいい。

それにしても、昨日行った近所の病院には驚いた。お年寄りの方々が所狭しと座っていて、大量の鳥が身を寄せ合って木にとまっている光景を彷彿とさせた。病院というのは、お年寄りの方々のコミュニティスペースのようになっていることがままある。待合室でテレビを見て感想を言い合い、共に新聞を読んで日本と孫の将来を憂う。誰か新しいお年寄りがやってくれば「おお、今日は遅かったな」「いやいや今朝は具合が悪くてね」と声を掛け合い、診察に呼ばれれば「行ってらっしゃい」とにこやかに送り出す。大いに結構なのだが、39℃の熱を出している僕という真の病人が受診しに来ている可能性というものを少しは考慮して欲しいものである。「今日は遅かったな」とか「今朝は具合が悪くてね」とか、ここが病院であることを考えるともはや意味不明である。

僕はそんな会話を聞きながら椅子に座ってぐったりしていたのだが、常連(?)らしきおじいさんがニコニコしながら僕の前にやってきて「悪いね」という感じで手刀を切るのである。僕はその様を見て「この人何やってんだ」とぼーっとする頭で考えていたのだが、どうやらそのおじいさんと仲の良い人が僕の隣に座っていて、そのために僕に席を譲れということらしかった。ちなみに待合席は満席であり、僕は席を譲ると壁際に立つしかなくなる。このおじいさんはそれを分かっていて僕に席を譲れと言っているのである。鬼か。鬼なのか。元帝国軍人の方なのか。それでも僕は周りの視線が痛かったのでのそりと立ち上がり、出来るだけキツそうに壁際に立った。隣にいた竹野内豊みたいなダンディなおじさんと「最近、地震のせいで揺れてないのに揺れてる感覚がすることありますよね」という話をして気を紛らわせた。

とにもかくにも、僕が言いたいのは風邪を引いても良いことは何一つないということである。皆様体調には気をつけましょう。

おわり