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鼻をかめない話

熱は引いたものの鼻水が止まらない。鼻をかみたいが、詰まっていてかなり大きな音が出るので、人前では恥ずかしくてかめないのである。僕はもともと鼻炎持ちなので、幼少の頃からずっとこの悩みにまとわりつかれてきた。特に、小中高なんていうのは授業中は教室にずっと閉じ込められて、勝手にトイレに行くことすら許されないのである。鼻をかむためにさり気なくその場を離れることなどできない。そのため、授業で静まり返った教室中に僕の鼻をかむ音を響かせなければならなかったのである。他人が鼻をかむ音なんて、どっちかと言えば気持ちのいい音ではない。しかし、かまなければ僕は呼吸すらままならなくなってしまう。鼻は放棄して口呼吸をすればいいじゃないのとご意見を投じられる方もいるやもしれないが、口呼吸は口呼吸でまた呼吸音が立ちやすいのである。これもからかわれたりウザがられる原因となるので迂闊には多用できない。するにしても、音を立てぬよう細心の注意を払いながらゆっくりとしなくてはならないのだ。

ともあれ、幼少期よりさらされ続けてきたこの圧迫感が、僕の内気な性格を形作る一端を担ったといっても過言ではないだろう。僕は鼻炎を嫌悪し憎悪するものである。

おわり