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Medapani Blog

メダパニブログ

漫画の話

『ジャンプ+』というアプリで毎日更新されていた『クロス・マネジ』という漫画を楽しみに読んでいたのだが、急に配信が終わった。割と良いとこでぶった切られた形である。僕はかなりのショックを受けた。そもそもこの漫画は少し前まで『週刊少年ジャンプ』本誌で連載していて、打ち切りの憂き目にあった作品だったらしい。あれが打ち切りとは、世の中わからないものである。

 僕が『ジャンプ』を購読していたのは、中学2年〜高校1年までという短い期間だったが、その間だけでもたくさんの打ち切り作品が載っていた記憶がある。むしろ、短期打ち切りが普通で、打ち切られない作品はとことん続く、というような認識をしていた。『BLEACH』が始まったときは「ああ、これは続きそうだなあ」と思って友達と話したのを覚えている。昔のことなので事実であるか責任は持てないが、その頃は本当に打ち切りだらけで『BLEACH』は久々に打ち切られなさそうな雰囲気を醸し出していて印象に残ったものである。

その『BLEACH』も『ジャンプ』の購読をやめてからは読んでいないが、以降僕は特に漫画雑誌を毎号購入する習慣を持たず、必然的に単行本派を続けている。単行本派というのには弱点があって、まずネタバレに弱いこと。それから次の単行本が出るまでに話を忘れていることである。週刊連載系は2〜3ヶ月に一度単行本が出てくれるのでまだいいが、月刊連載系とかになると半年、下手をすると1年空いたりする。そこで新刊を買ってきて読み始めても「こいつら今何やってんだっけ…」とか「つーかこいつ誰? 新キャラ?」とかなるわけである。

この現象に陥るのは、1巻から順に買っている作品よりも、既刊をまとめ買いして追いかけ始めた作品に多い。おそらく、1巻から順に買う場合は、次巻が出るまでに前巻を何度か読み直すなどして、比較的その作品に向き合う時間が多くなるのである。ところが、まとめ買いして追いかけた作品は、読み直そうにも前巻ならぬ全巻をその対象としなければならないのだから、そこそこ巻数があると躊躇してしまう。結果として、ストーリーの把握も曖昧なまま次の巻へと進んでしまい、やがて「もう何やってるのかわかんないや」とリタイアしてしまうのである。

また、これはもっとも良くないと思うのだが、まとめ買いをした場合、単純に読破すること自体が目的化してしまい、ストーリーがまったく頭に残らないということが多々ある。僕はこれは今後断じて避けたいなあと思っている。すでに既刊が多く出ている作品でも、1巻ずつゆっくり読んだ方が楽しめるのかもしれない。

なんだか打ち切りから話が逸れてしまった。ちなみに僕が今一番続きを楽しみにしているのは、リュウコミックスの『あせびと空世界の冒険者』である。僕はこの作品について世間的評価をまったく知らないのでなんとも言えないが、かなり好きなので打ち切られないことを願っています。

おわり