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Medapani Blog

メダパニブログ

『劇場版 遊戯王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』の話

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帰りにゲーセンでとった遊戯ボーイ



※以下ネタバレあります※















率直な感想を述べると


まさかのショタ闇バクラ登場に大興奮!!!!


ということに尽きるのである。


ちゃんと原作遊戯王のその後であった。

海馬の執念には最早畏敬の念すら覚えた。

城之内をはじめとした仲間達の絆もエンディングにまで渡り描かれた。

器の遊戯の成長を強く感じられた。


しかしそれにつけてもショタ闇バクラである。


ショタ闇バクラとはその字のとおり、闇バクラの少年時代であるが、彼がどういった経緯で登場するのかというのはぜひ本編を観て確認して頂くとして、もうとにかく松本梨香様の演技もあいまってゾクゾクするような仕上がりになっている。全国2000万の闇バクラファンの皆様は必見である。

しいて挙げるなら、ショタ闇バクラ登場シーンの短さと、大人闇バクラが登場しないということが不満といえば不満であるが、しかしそれがかえってショタ闇バクラが放つ黒く魅惑的な輝きを強烈な閃光として印象づけていた。

遊戯王』原作完結より幾年を越え、闇バクラのレアな、それもとびきりカッコイイ姿と演技を見ることができるのである。このような喜びが他にあるだろうか。ショタ闇バクラのために劇場へ行こう。


さて、僕がイチオシする見所はそれだけに尽きるのでもう満足だが、以下に印象に残ったことを書いておく。

・闇遊戯に会うために新デュエルシステムを開発する海馬

・闇遊戯に会うために墓荒らしを行う海馬

・闇遊戯に会うために軌道エレベーターを作る海馬

全部海馬だが、どうだろうか、この執念。
はっきり言って異常である。

が、彼の異常さはそれだけにとどまらない。


・童実野町を実質支配し、デュエルデッキの登録を住民登録の条件としている


これはヤバすぎるの一言である。
アレですよ、赤ちゃんが生まれたらその時点からデッキ組んでデュエリストにしないといけないってことですよ。僕の隣に座っていた人も、劇場であるにもかかわらず吹き出していたが、これは仕方ないと思う。

このように相変わらずたくさんのネタを提供してくれた海馬だったが、カッコイイ見せ場ももちろんある。ブルーアイズ型の例の自家用ジェットで飛び回るのをはじめ、彼が藍神とのデュエルで「あるカード」を召喚するシーンは鳥肌ものである。



少しネガティヴな部分を取り上げると、全体的にわかりづらいところが多かったように思う。ストーリーが難解というわけではないのだが、設定についていけない部分がある。たとえば「集合意識」というものがキーワードのひとつとして出てくるのだが、これは人々が一定の周波数に基づき無意識に送受信し合っている共通認識により構築されていて、世界はこの「集合意識」により成り立っている…というような説明がなされる。こうした説明は、鑑賞中「何となくふんわりとは伝わる」という感じで曖昧に理解はできるのだが、完全には把握しきれない。が、劇中のとあるキャラクターはこの「集合意識」を応用した能力を多用して遊戯達を苦しめるので「何となくわかるけど、ついていけているかどうかはわからない」という気分になってしまうのである。

この設定の複雑さは、海馬が新しく開発した新デュエルシステムとか、敵役となる藍神が持ち込んでくるローカルルール「次元領域デュエル」にも言えることであり、加えてカード効果の説明もかなり省かれていたと思うので、全体として「何してるかよくわからん」という感想を持ってしまったことは否めない。

もっとも、設定の不理解は僕の理解力に問題があるだけかもしれないし、元々カードに詳しい人はカード効果など知り尽くしていると思うので、人によっては上記のような引っかかりを覚えずにすんなり楽しめるかもしれない。
また、設定についてはパンフレットに一通り解説が書いてあるので、そちらで補完するという手もある。



そんなわけで『劇場版 遊戯王』。分かりにくかったりごちゃついている部分はあるが、キャラクターの魅力は満載だし、迫力のデュエルも楽しめる。BGMのアレンジに思わず感動の声を漏らしそうになるし、藍神役のゲスト声優の演技も違和感がなかった。そして何よりショタ闇バクラである。彼がすべての欠点を帳消しにしてくれる。

老いも若いも男子も女子も、みんなでショタ闇バクラを観に行こう。

おわり