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ゲスとお土産の話

今朝、新聞のテレビ欄を見たら「ゲス川谷」という言葉があちこちに載っていた。これはもはや「ゲスの極み乙女。の川谷さん」の略称ではなくて「単にゲスな人の川谷さん」の略称兼蔑称ではないのかと感じて少し笑ってしまった。

しかし、仮に「ゲス川谷」が蔑称であるとしても「ゲスの極み乙女。」というようなバンド名を付けるくらいの人である。そもそも「ゲス」だと呼ばれても傷つくより喜ぶタイプの人なのではないだろうかと勝手なことを思った。悪役のセリフによく「卑怯? 最高の褒め言葉だよ!!!」みたいなやつがあるが、ああいう感じである。

僕の周りにも「ゲス」を自称する人がよくいる。「俺はゲスだから」とゲスっぽい作り笑いを浮かべてヒールアピールをするような人が。しかし、そういう人は大抵の場合、批判を受けると猛反発したり、傷ついて反省したりするような繊細で人間らしい一面を持っている。
であれば、川谷さんも実は強がっているだけでゲスと呼ばれることに傷ついているのかもしれない。

まあ、僕の「ゲスの極み乙女。」に対する認識は、付き合いで観に行った映画『ストレイヤーズ・クロニクル』で挿入歌をうたっていて、話の中盤あたりでかなり無理矢理その歌が流れていたなあと、そういう程度ある。僕は歌手とか俳優とか作家に対して人間性を求めないので、プライベートで何をしていようとどうでもいいと思う。
ちなみに『ストレイヤーズ・クロニクル』は映画は「うん…」という感じだったけど原作は好きでした。

話は変わるが、昨日の昼まで県外へ旅立っていた。弟からお土産を頼まれていたのだが「そこでしか手に入らないもの」というオーダーを出されていた。しかも、食べたことのあるお菓子などはダメだという。弟は旅行好きでしょっちゅうあちこちへ行っているのでなかなか難しいのである。僕は何をチョイスしようかと頭を悩ませていたのだが(こうした無理な注文を真剣に考えるあたりに僕の善人っぷりが滲み出ていて我ながら感心してしまう)、移動中の駅で電車を待っているときにふと目に付いたものがあった。その土地のホットペッパーである。僕はピンときてそれを手早くリュックへ忍ばせた。

昨日、帰宅してから早速弟へそれを渡したのだが「で?」と言われた。で?も何もこれで終わりだと言うと目がマジでヤバイ感じになって身の危険を感じたので、自分用に買ったクッキーを差し出したのである。それはすでに食べたことがあったらしいが、なんとか怒りは収まったようだった。

しかし、お土産とは一体何であるのか考えさせられる。お金を出して買ってきた挙句に文句を言われなければならないなんて、罰ゲーム以外の何物でもない。僕は、僕が選んできたお土産を笑顔で喜んでくれる優しい人が大好きである。

おわり