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Medapani Blog

メダパニブログ

眠たい話

電車で四人掛けの向かいの席に外国の方が乗ってきたのだが、アフリカ系っぽくかなりの巨漢であるように見えた。スーツらしきものを着てジェラルミンケース的な物を持っていたので、何らかのビジネスマンだと思った僕だったが、どことなく堅気ではないようなイメージを無意識に抱いたためか、たぶん目を合わせないようにしていた気がする。しかし、その外国の方は降りる気配があまりないように僕には思えて、何となく圧倒されビクビクさせられるような、そんな心地であった。やがて僕は降りる駅に着いたと思うが、そこが本当に降りる駅であったと確信できたのは降りてからであったので、そのときはまだ曖昧なまま、ただ日頃の習慣に基づきおもむろに席を立ち上がったのである。すると驚いたことに、外国の方が声をかけてきたように聞こえて、一瞬耳を疑ったとふんわり記憶している。念のため僕は耳にはめていたイヤホンを外して外国の方へ顔を向けたが、なぜそうしたのかは定かではない。すると外国の方は「ここは〇〇駅?」と聞いてきたので、僕は「NONO!NEXT!」と返したと思う。僕の見間違いでなければ、外国の方は「OK」と微笑んで親指を立ててくれたようだった。僕はその姿に「やはり外国人はこうでなくては!」と訳のわからない理由でテンションを上げた気がするが、今となってはよくわからない。なぜかというと、今日はすごく眠たくて頭がぼんやりしているからである。

おわり