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朝ドラベーシック

朝ドラ(録画)のヒロインが過酷な目にあっていて胸が詰まる思い。時は昭和。ヒロインはタイピストの新入社員として働き始めたばかりなのだが、職場の女上司に認められておらず、タイプではない雑用ばかり押し付けられたり、仕事すらろくに与えられなかったりする日々を送っている。その光景はもはやいじめとかパワハラである。そんなヒロインはある日、営業部の男性社員から書類整理を頼まれる。それは新入社員が1人でこなせるような量ではなかったのだが、仕事を干されていた彼女は喜んでその依頼を引き受け、徹夜の作業を経て、女上司からの嫌がらせに近い妨害も機転で切り抜け、無事に完成させた。一生懸命やり遂げた仕事を報告しようと営業部へ向かうヒロイン。しかし、彼女を待っていたのは「そこに置いといて。終わったら邪魔だから早く消えて」という(ニュアンス)の、心無い言葉だったのである。これだけでも残酷だが、まだ終わらない。ヒロインはさらに別の男性営業社員からも書類整理を依頼される。彼女は自分が良いように利用されていることを実感していたが、困っている人を放っておけずにまた引き受ける。だが! 必死でやり遂げた彼女を待っていたのは、前回と同じように「そこに置いたらさっさと消えろ!」という(ニュアンスの)、人を人とも思わぬ一言だったのである!! あんなに一生懸命やって、人から認められよう、仕事をしよう、困っている人を助けよう、自分を頼ってくれる人の力になろう…そう考えていたヒロインを利用するだけ利用して礼も言わずに丸めてポイした男性営業社員2名に対し、僕の中のお茶の間にて怒りのちゃぶ台返しが炸裂した。

 
かくいう僕も、以前某所でバイトをしていたときに同じように膨大な書類整理を手伝わされたことがあり、ヒロインの作業風景にかなりの親近感を覚えてしまったものである。まあ、その書類整理を依頼した人自体は良い人だったんで別にいいのだが、その他の業務では色々イラつかせてくれることもあり、詳細な報告メモを作ったり、書類の不備を見つけて報告したりしても「そこ置いといて」「余計なことをするな」と、お局ババア共に冷たくあしらわれたりしたことが記憶に恨めしい。あれらを思い返すと、僕はヒロインが受けている酷い扱いをとても他人事とは思えない。僕はとと姉ちゃんを応援します。
 
そんな僕は今朝「どこぞの国でベーシックインカムが否決された」というニュースを見て「マジかよ!」と叫び、そのベーシックインカムが配布する予定だった金額が日本円にして月額27万円相当だったと聞いて「アホだろ!」と嘆いた。もちろん、アホという言葉は否決した某国民たちに向けたものであったが、その後「ベーシックインカムが否決された理由は、労働意欲が低下して国がヤバくなるから」という説明がなされ、そうか僕みたいなやつがいるから否決されたのかと、妙に納得してしまったのであった。とと姉ちゃん頑張れ。日本の労働意欲を維持するために。
 
おわり